クロスプレイが可能なゲームが増えてきた昨今、クロスプラットフォーム間でボイスチャットをしながらゲームをしたいという方は多くなったと思います。
ゲーム内でボイスチャット機能が提供されている場合はそれを使えばいいのですが、すべてのゲームでボイスチャット機能が提供されているわけではないため、別の手段を検討する必要があります。
少し前にスマートフォン向けアプリのPlaystation App(PS App)でスマートフォン上でボイスチャットができる機能が追加されました。これを使って、PS4/PS5本体を持っていなくてもボイスチャット機能が使えるかを確認してみました。
PS AppでボイスチャットをするにはPS5かPS4が必要(抜け道はあるがおすすめできない)
結論ですが、PS Appでボイスチャットをするには、一時的にPS5かPS4が必要になります。
あくまで「一時的に」なので、ゲーム機本体がないとボイスチャットが一切できないというわけではないです。
ボイスチャット機能を使うには、一度PS5かPS4でログインする必要がある
PS5/PS4以外(インターネットやPS Appなど)からPSNアカウントを作成して、ボイスチャット機能を使おうとすると、下記の「エラーが起きました」というメッセージと共に、コミュニケーション機能が制限されている旨のメッセージが表示されます。
また、理由として下記の説明が表示されます。
まだPS5またはPS4でPlayStation Networkにサインインしたことがない場合は、PS5またはPS4でサインして下さい。これでアカウントの確認が完了しますので、その後にもう一度お試し下さい。
表示されている内容通り、ボイスチャット機能などのコミュニケーション機能を使用するには、一度PS5またはPS4でサインインする必要があるということですね。
ボイスチャット機能以外にも、テキストのメッセージ機能も同様に制限されています。
制限されている場合、制限されていないアカウントからボイスチャットを開始することはできますが、そのボイスチャットに参加することができません。テキストメッセージも同様で、メッセージを受け取ることはできますが、受け取ったメッセージを閲覧したり返信することはできません。
フレンドを追加したり、オンラインステータスを表示したりすることは可能なので、フレンドがオンラインになったときの通知をスマートフォンで受け取るということは可能です。
一時的にPS5かPS4本体を借りれば可能
PS5またはPS4でサインインしたことがないアカウントはボイスチャット機能を制限されているので、一度でもサインインしたことがあれば、そのアカウントでコミュニケーション機能を使うことができるようになります。
友人がPS5かPS4を持っていれば、一度サインインさせてもらうなどでコミュニケーション機能を開放することも可能ですが、リスクがあります。
PS5かPS4を借りてサインインするリスク
一番のリスクは、その本体を使用したアカウントのいずれかがBANされたときに巻き込まれる可能性があるということです。サインインしたということは、そのアカウントとゲーム機が紐付けられているということになるので、そのゲーム機にサインしたことのあるプレイヤーのいずれかがBANされたときに、一緒にBANの対象になってしまう可能性があるということです。
普通にゲームを遊んでいれば滅多にないことではありますが、ゲーム機の持ち主が警戒が薄く、いろんな人に一時的にサインインさせているような場合はその分リスクが多くなるので、貸す側も借りる側も双方信頼できる場合ではない場合、ゲーム機本体を借りたり貸したりしてサインインするのはやめたほうがいいでしょう。
オンライン上のみでのやり取りは絶対にやめたほうが良いでしょう。
まとめ
PS5かPS4一時的に借りることで、スマートフォンだけでPSNのボイスチャット機能を使うことは可能ですが、あまりおすすめはできないです。
少しでも不安があれば、トラブルを避けるためにやめておいたほうが無難でしょう。
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